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食品

廃棄ロスが課題となっている一方、スピーディな商品の提供が求められている食品のEC。WMSを導入すれば、一連の課題を解決できる可能性があります。このページでは、WMSを導入して課題解決に成功した食品関連企業の事例をご紹介します。

ワインのEC販売を行う会社の事例

導入前:売上アップ伴うピッキング作業の負担増加が悩みに

実店舗に加えてワイン専門のネットショップを運営。ネットショップは連続で売上が増加している一方、商品を集めるピッキング作業ができる社員の不足に悩まされていました。その悪影響は売上が伸びるにつれて顕著になり、1時間で終わっていた作業が数時間かかるようになってしまいました。

その結果、商品仕入れ・開発などコア業務へ割けるリソースが減少。その一方でパッケージの倉庫管理システムの導入を検討したものの、自社には合わないことから断念したそうです。

導入後:出荷の効率化と作業時間予測が可能に

WMSシステムを導入後、倉庫での作業時間減少に成功しました。導入前は社員が時間をかけてピッキング作業を行っていましたが、短時間のみ対応し、残りはアルバイトがピッキングできる環境が整ったそうです。これにより出荷作業の大幅な効率化を実現しています。

また、作業時間の予測が可能に。時期に合わせて人材配置がしやすくなったほか、アルバイトの雇用人数の調整も容易になりました。結果的に誤出荷が減少し、クレームが減って社員のモチベーションも高まったそうです。

参照元:株式会社三協公式HP(https://www.kk-sankyo.com/case/20221221_voice_co2s/

完全栄養食を販売している会社の事例

導入前:注文処理の負担とデータ分析が課題に

注文が年々増加していた反面、カートシステムと物流倉庫間での情報受け渡しが自動連携できておらず、CSV取り込みなどは手作業で行っていました。しかし、当時は注文処理の担当者が1人しかおらず、作業の属人化と長時間化が発生していたそうです。

また、ECサイトで蓄積したデータを業務効率化・サービス向上に活用したかったものの、システムがAPIに対応しなかったとのこと。データベースへの取り込みが思うようにできない状況に陥っていました。

導入後:業務効率化と高度なデータ分析が可能に

新しいシステムへと移行後、カートシステムとの自動連携を実現。CSV取り込み作業などの手作業から解放されました。一部の複雑な業務を除き、ほとんどの業務の自動化にも成功。土日祝日の出荷にも対応可能になりました。

WMSシステムのAPIを使うことで、ECサイトのデータの利活用が容易に。取得したデータをAPI経由でBIツールへ取り入れ、高度な分析ができるようになったそうです。また、注文に応じて適切な倉庫から自動出荷できる体制が整い、配送コストの大幅な削減にも成功しました。

肉やフルーツの販売を行う会社の事例

導入前:手作業での受注や出荷作業が限界に

ECモールと自社ECで肉やフルーツの販売を開始。当時は受発注から出荷作業まで、全て手作業で対応していました。しかし、打ったキャンペーンが予想外の反響を呼んで注文が殺到。気付いた頃には、朝から晩まで事務所で出荷作業に追われるようになっていたそうです。

このような状況に少しずつ限界が見え始め、1日数十件の出荷作業の中にも少しずつミスが見え始めるように。クレームや問い合わせ対応も増加するなど、さらに業務が煩雑化するという悪循環に陥っていました。

導入後:受注〜出荷まで自動化して売上が拡大

状況打破のために、まずECに対応した物流会社へ出荷作業をアウトソース。その時におすすめされたWMSシステムを導入した結果、受注から出荷作業までの自動化に成功しました。今までの手作業から解放されたため、時間を商品開発などのコア業務に充てられるようになったそうです。

さらに連携しているECモールでの注文が増え、順調に売上が拡大。手作業で出荷していた頃と比較して約10倍の注文獲得を実現しました。

おせち料理・介護食品の製造を行う会社の事例

導入前:商品の出た数と実際の数が合わない事態に

WMSシステム導入前は、アナログな手法で商品管理を行っていました。人が手書きで記入して管理していたため、出た数と実際に残っている数の誤差が生じてしまう事態が多々起こっていたそうです。

また、手書きで商品管理を行っていた分、長時間労働にも悩まされていました。その結果、パートに残業を依頼して対応してもらうという状態に陥っていました。

導入後:在庫確認や作業効率の改善に成功

WMSシステムを導入した結果、商品管理作業の効率化を実現。今までは手書きで在庫を管理していたため、ヒューマンエラーも度々見られましたが、WMS上で管理できるようになってからはミスがほとんどなくなったそうです。

さらに作業効率の改善にも成功。画面上で在庫数を確認したり、商品が置いてある場所を把握しやすくなったりした結果、スピーディな作業が可能になりました。在庫の見える化に成功したため、適正在庫を維持できる体制の整備に注力したいとしています。

参照元:クラウドトーマス公式HP(https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/case/2523/

宇治茶やスイーツの小売業を営む会社の事例

導入前:システムが古く、出荷データの送信エラーが悩みに

使用しているシステムがとても古く、出荷データを送信する際にエラーなどの問題が発生しやすい状況になっていました。また、出荷時には現場のスタッフが判断する部分も多い反面、ベテランでしか対応が難しいという事態が発生。新しいスタッフでは判断が困難な状況が生まれ、作業の属人化も起こっていたようです。

このような状況の中、新しいシステムの運用による平常化を模索していました。

導入後:コスト削減や属人化緩和に成功

WMSシステムを導入後は、出荷指示書の作成・発行業務が不要に。これにより年間200万円ほどのコストカットを実現しました。

また、単純出荷と複雑出荷を切り分け、単純出荷についてはベテランからの指導期間が1ヶ月で済むようになりました。指導期間が短くなったため、出荷作業における属人化の緩和にも成功しています。複雑作業についても、多くの作業を新人スタッフが対応できる状況が生まれました。

参照元:クラウドトーマス公式HP(https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/case/2370/

編集チームまとめ

WMSシステムを導入する前は、受注や出荷作業などの煩雑化や属人化に悩まされている企業が多く見られました。一方、WMSシステムを導入後はこうした問題が改善され、コア業務へ専念できる時間が生まれた事例もありました。

食品関連業において、WMSシステムは業務効率化や生産性向上に寄与する可能性を秘めています。当サイトでは、EC事業者の目線でおすすめのWMSシステムを紹介していますので、導入の参考にして頂けたらと思います。

【特集】EC事業の立ち上げ期にWMSシステムは必要?
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