WMSシステムはさまざまな業種で使用されており、その多くが業務改善や生産性向上に成功しています。業務改善でお悩みなら、導入を検討してみてはいかがでしょうか。このページでは、文具関連企業のWMSシステム導入事例をご紹介します。
とある荷主から、拠点の受け入れ管理負担軽減やコスト削減を目的とした一括購入・配送について相談され、物流業務を請け負うことになりました。その荷主は、自社で物流センターをまとめ、配送ルートを組んで各拠点へ定時に配送する、というシステムの構築を検討していたそうです。
しかし、一連の物流システムの構築にはWMSシステムの導入が不可欠と認識していました。一方でカットオーバーの期限があり、短期間で導入できるシステムを選んだそうです。
WMSシステムを取り入れた結果、短期間で荷主の要望に対応できる環境が整いました。荷主の自社物流の構築に大きく寄与し、要望はほぼ実現できるようになったそうです。
また、出荷先の拠点が増加するに伴う配送ルートの作成・変更作業もありましたが、数分で作業を終えられるようになりました。荷主の要望にスピーディに対応できるうえ、無駄のない適切なルートを提案可能になったとしています。
クラウドサーバー型のシステムを利用していたものの、現場ではオペレーション端末の台数が限られており、複数人が同時に使用できない不便さが課題になっていました。また、重要データの保存サーバーが倉庫内にあったため、不測の事態時に対する不安もあったそうです。
一方、サーバーやデータはセンターごとに管理していたため、本部ではデータを一元管理できないことが課題になっていました。情報を確認するために、各センターで電話で直接問い合わせしなくてはいけない状況が生まれていました。
WMSシステム導入後、センターでは作業効率の大幅なアップに成功しました。複数人が同時に端末を利用できない状況が改善され、複数人が同時進行で作業を進められるように。倉庫内にサーバーがなくなったことから、安心して業務に取り組めるようになりました。
また、本部は全センターの情報へアクセス可能になり、情報の確認・共有に課題が解決されました。センターへ足を運ばず、オリジナルの帳票作成や進捗分析作業ができるようになったそうです。
中国でステーショナリーの製造販売やオフィス通販事業を行っていたものの、ローカルで開発したWMSシステムは今後の成長に耐えられないという懸念がありました。今後の進化に対応するために、大規模業務にも耐えられるポテンシャルと拡張性の高いWMSシステムの導入を模索していたそうです。
新しいWMSシステムを導入後は、現地言語による自律的な運用が可能になりました。システムの更新に伴って業務の標準化にも成功しています。また、各業務に合わせたカスタマイズを実施した結果、分析データの漏れもなくなりました。
WMSシステムは汎用性が高く、さまざまな業種に適用できます。文具関連においても、WMSシステムを導入して荷主の要望を実現した企業や、業務改善に成功した企業があります。ただし、システムによって強みは異なりますので、自社のニーズに合ったシステムを選びましょう。
当サイトではWMSシステムの選び方や導入メリットのほか、おすすめのシステムを紹介しています。導入を検討中の方は参考にして頂けたらと思います。
mylogi
EC事業の立ち上げ段階~
月間3,000件程度の物流量
SANTA(三協)
今の業務フローや販売戦略にあわせて
機能を最適化してほしい
クラウドトーマス
倉庫管理を根本的に見直したいものの、
見直しに割ける人的リソースがない
【選定理由】
Google検索「WMSシステム」でヒットした33のシステムの中から、EC事業者向けに特化した19製品をピックアップし、それぞれ以下の条件で選定(2023年5月31日調査時点)。
・mylogi:WMSシステムの中でも、初期費用・月額費用が最も安いため、立ち上げ段階や注文が増え始めた段階でも導入しやすい
・三協:物流専門のSEが在籍しており、カスタマイズ実績数が最も多い(年間300件以上)
・クラウドトーマス:WMSシステムの導入に併せて、現場で倉庫のレイアウトや導線設計、商材配置などをコンサルティングしてくれると公式HPに唯一記載があった企業