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検品作業や発送商品を探す作業に時間がかかる

目次

ECサイトを運営し、売上に繋げていくためには、まず在庫管理が大切です。検品やピッキングを行い、正しい商品を選定しなくてはいけません。しかし、これらの作業に時間がかかるという課題が事業者を悩ませているようです。ここでは、検品やピッキングに時間がかかる理由を探り、解決方法についても詳しくまとめてみました。ぜひ参考にして、発送業務の効率化を目指しましょう。

なぜ検品作業やピッキング作業に時間がかかるのか

移動時間がかかる(ピッキング)

ピッキングの際、移動時間がかかる点も作業時間が長くなる原因と言えるでしょう。倉庫が広い場合や出荷オーダー数が多くなると、ピッキングにおける移動距離や時間は当然長くなります。倉庫内の棚の配置や通路幅によっては、無駄な移動距離が発生し、さらに時間がかかってしまうケースもあります。

決められた場所に商品がない
(ピッキング)

倉庫の決められた場所に、まれに商品がないケースがあります。

例を挙げると、商品が品切れのまま補充されていないことに気づいた作業者が、ピッキングの途中で補充の作業をしなければいけないパターン。補充作業に時間を取られてしまい、ピッキングにかかる時間が長くなってしまうのです。

目視でじっくりと行うため時間がかかる(検品)

ひとつひとつの商品を目視で検品している点も、時間がかかる要因です。たとえば、アパレルの商品を見てみましょう。アパレル商品はサイズやカラーが異なり、種類も多いです。また、商品の汚れやほつれなど、チェックすべき項目が幅広い点も特徴。そのため、アパレル商品の検品には時間がかかってしまうのです。

ほかの業界の検品作業も目視で行うケースが多いところは、やはり時間がかかってしまうでしょう。

検品やピッキングを効率的に行う方法

倉庫内のレイアウトを見直す

まずは、倉庫のレイアウトがどうなっているかを見直してみましょう。ピッキングにおいて重要なのは、正しい商品を迅速に選ぶこと。効率的に行うため、倉庫内の動線をチェックしてください。

商品ごとの出荷頻度に応じて、保管場所を決定することが大切です。よく出荷される商品は移動しやすい場所に保管するなど、作業員の移動距離も考慮しましょう。作業スペースがどのくらい必要なのかも把握する必要があります。効率よくピッキングを行える動線を考え、レイアウトを決めていきましょう。

作業方法をマニュアル化し
共有する

ピッキングや検品方法を標準化・マニュアル化し、全作業員に徹底しましょう。

これらの作業にかかる時間は、作業員のやり方やスキルに依存する部分が大きいと言えます。そこで、どの作業員でも効率的に作業ができる方法を標準化・マニュアル化し、共有しましょう。作業方法を同じにすることで、経験が浅い作業員でもスムーズに作業を進められ、全体の作業効率が向上するはずです。

検品やピッキングにも
WMSシステムがおすすめ!

ミスや移動時間を減らし作業を
効率化できる

上記の対策を行ったとしても、やはりアナログな作業方法では完全にミスを防ぐことは難しいと言えます。検品やピッキングにも、WMSシステムを導入するとよいでしょう。

WMSでは、ハンディターミナルなどの端末でバーコードを読み込み、検品・照合作業を行います。ピッキングでも同様で、WMSによって商品の場所をすぐに把握することが可能。ピッキングリストと商品をスキャンする方法で行うので、リストと違う商品を選んでしまう心配もありません。ミスを防げるだけでなく、移動時間・作業時間の短縮も実現できるでしょう。

編集チームまとめ

検品やピッキングにかかる時間を短縮するためには、倉庫内のレイアウトの見直し、作業方法をマニュアル化するといった方法がありますが、WMSシステムの導入もおすすめです。作業をすべてシステム化することで、移動時間や作業時間を大幅に短縮。作業の効率化にも繋がります。作業に時間がかかるという課題で悩んでいるのであれば、WMSを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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